2012年7月30日月曜日

レポート:浦安ハーブプロジェクト ~高齢になっても役割を持てる「場」づくり(第5回そらキッチン・ナイト)



※浦安の街の歴史と現状を説明する小黒さん

7月17日、浦安ハーブプロジェクトを進めている小黒信也さんを囲み、そらキッチン・ナイトが開催されました。

浦安の「元町」と呼ばれる古くからの地域は埋め立てではなく、元々は繁華街でした。しかし、埋め立ての進展とともに賑わいは海側のディズニーランド方面に移りました。元町はところどころ遊休地が見られたり高齢化が進むなど、まちづくりの上で課題を抱えています。

小黒さんは浦安ハーブプロジェクトを通じて「居場所」や「役割」を生み出し、公的介護に依存しない高齢者を増やしたり、そのネットワークが地元の子供たちやママ友ネットワークに広がっていくこと、さらには加工品等を通じて浦安が「ハーブの町」と認識されるようになることを目指しています。


会場に展示されたラベンダー等のハーブ


参考:浦安ハーブプロジェクト

2012年7月11日水曜日

浦安ハーブプロジェクト ~高齢になっても役割を持てる「場」づくり(第5回そらキッチン・ナイト)



新たな社会イノベーションを志向する企業人、社会企業家、研究者等の集まり、「そらキッチン(Social Labs KITCHEN)」では、社会イノベーションの種を発見しブラッシュアップするイベントを開催します。

■日時: 7月17日(火)19時-21時
■会場: 国際大学GLOCOMホール

■発表者: 小黒信也氏 (浦安ハーブプロジェクト 事務局)
『公的介護保険に依存しない未来型介護予防プログラム』『高齢になっても役割を持てる街づくり』がライフワーク。株式会社スマートエイジング(介護離職予防事業)、シニアコンサルタント。浦安ハーブプロジェクト事務局担当。

■概要:

今回は、そらキッチンで育てているプロジェクトのひとつ、「浦安ハーブプロジェクト」を取り上げます。これは、千葉県浦安市にある遊休地を活用してハーブ畑を作り、その場所を中心とした地縁社会を復活させようというプロジェクトです。

お年寄りが、その人に合った役割を持ってハーブの栽培、加工をおこない、若い人たちがイベントの企画していくことなどにより、世代を超えたつながりの創出を目指しています。

さらに要介護状態の方にも参加していただき、「介護状態になっても充実した生活が送れる」ことを証明するとともに、子供達や若い世代の福祉教育につなげます。


こうした取組みを通じ、住民が主体となった地域コミュニティの持続的で円滑な運営ができるようにサポートしていきます。

当日はまず、浦安ハーブプロジェクトの構想から現在までの経緯、プロジェクトを進めるうえで大事にしていることなどをプレゼンテーションとダイアログにより共有し、理解を深めます。そして、このプロジェクトの発展を考えながら、最終的には参加者全員が、「各自の地元地域で何らかの役割を担える場を持てるようにするためにはどうすればいいか」ということを考えるきっかけを得られるようにしたいと考えています。


皆さまのご参加をお待ちしています。

参考:「浦安ハーブプロジェクト」が「市川よみうり」で紹介


■参加費:
1,000円 (若干のドリンク等をご用意します)

■申込み:
Facebookイベントページからお申込みください。
http://www.facebook.com/events/377493582306612/?context=create

Facebookアカウントをお持ちで無い方は、下記までお名前とご所属をお知らせください。

shoji[at]glocom.ac.jp  庄司昌彦(国際大学GLCOOM 主任研究員)